four reform
耐震診断は、建築物の構造的強度を調べ、想定される地震に対する耐震性、受ける被害の程度を判断するもので、地震による破砕・倒壊を未然に防ぐための目的で行われます。
耐震改修は耐震診断の結果、耐震性能が所定のレベルに達していないと判断された場合には、倒壊しないようにどのように補強するか具体的に計画を立てます。そのための設計を耐震補強設計と言います。
補強設計を実施するに当たっては、目標性能の他、建物の設備や施工の条件・耐震改修工事の費用、工期など様々なことをお客様の声も聞きながら安全・安心に暮らせるように考慮して進めていきたいと思っています。
「再生」というと、よく建てた当時の状態を取り戻すことだと思われがちですが、古民家の建て替え時期には、大きく二つの理由があります。
一つは建物が古くなりご家族によってもう住めないと判断された時、もう一つは建物そのものは健在でも、間取りや設備など機能的に今のライフスタイルに合わなくなった時です。
つまり住めなくなるのではなく、住みづらくなることです。
昔の民家に使われる古材は、200～300年経っていても大抵のものは再生が可能です。構造の柱や梁から建具にいたるまで、古民家には良材が惜しげもなく使われています。
そんな古民家の傷んだところを丁寧に補正し、お客様のライフスタイルに合わせた再生を行っていきたいと思っています。
シックハウス症候群の代表的な原因は、建材や家具などに含まれる化学物質が発散する有害なガスです。
代表的なものとして、合板の接着剤や塗料、防腐剤に使われるホルムアルデヒド、アセトアルデヒド、トルエン、キシレンなどがあります。体に有害な化学物質は吸い込むことで身体に蓄積されます。
体内に蓄積された化学物質はその人の許容範囲を超えると、シックハウス症候群や化学物質過敏症といった自己免疫疾患を引き起します。
室内に有害なものを入れないことはもちろん、暖かさや涼しさ、そして湿度といった温熱環境をコントロールすることも重要です。急激な温度変化は人の体にとって大きな負担となるため、温度差の少ない環境がいいのです。
当社では、リフォームで家族みんなが快適に暮らせる空間を考えています。
実はリフォーム・リノベーションともに国で定められた明確な定義はありません。メディアやリフォーム会社・リノベーション会社がそれぞれの解釈で使い分けているのが現状です。
どちらの言葉で表現しても間違いではないのですが、住まいに手を加える時の意図や目的で使い分けられています。
リフォームとリノベーションの違いは、リフォームは古くなった住まいを、新築当時の状態に戻すこと。リノベーションは古くなった住まいを、いちから創り直して大規模な工事を行うことで、性能を新築の状態よりも向上させたり、価値を高めたりすることです。
当社ではお客様の声を取り入れながら現在のお住まいをよりデザイン性の高いものにしたり、生活スタイルに合わせた間取りや内外装などに変更いたします。